[4.1 修理] パンク修理


パンクした時の対処法

 走行中にパンクした時は、まず原因となる異物を除去します。そして、予備のチューブと交換する方が時間的なロスが少なくて済みます。帰宅してからゆっくりとパンクの修理するのがいいでしょう。家が近い時は、空気を入れて見て空気の抜け方が少なく走れそうな状況であれば、交換をしないで空気を入れては走り帰宅した方がいい場合もありますので、状況を見て判断してください。

パンク修理

チューブを取出す

 タイヤを外すのには、専用の工具(プラスチックの3本組)を利用しないとかなりキツイのでリムから外すことができませんので、必ず、用意して利用しましょう。

チューブ修理

 該当のチューブでパンクした箇所を見つけるのは意外と難しく、小さい穴の場合には、石鹸水を使って泡が出てくる箇所を探します。修理する場所が見つかれば、ゴムを貼る大きさよりも大き目にヤスリをかけます。ゴミと水分を取除いてゴム糊を塗ります。ゴム糊が乾くまで待ってから修理用ゴムの汚れ防止シールを剥してから糊の範囲内に張ります。軽く擦ったり、叩いたりしてしっかり密着させてから台紙を取除いて、修理は完了です。
@タイヤからチューブを取り出すAチューブの空気漏れ箇所を探すB修理箇所を中心にヤスリを掛ける
タイヤからチューブを取り出す チューブの空気漏れ箇所を探す 修理箇所を中心にヤスリを掛ける
C修理箇所にゴム糊を塗るDゴム糊が乾いてからゴムを貼るEゴムを叩きフィルムを取り出来上り
修理箇所にゴム糊を塗る ゴム糊が乾いてからゴムを貼る ゴムを叩きフィルムを取り出来上り

チューブ格納

 チューブをタイヤとリムに入れるが、挟まれていないかを必ずチェックして格納します。空気を入れるときも一気に入れず、少し入れてはタイヤを揉むようにしてチューブのねじれを直しながら空気を入れていきます。

私の場合のパンクの原因

 (1)歩道や道路の段差でのリム打ちによるもの・・・・6件
 (2)金属片や釘などが刺さったことによるもの・・・・2件
 (3)チューブがリムに挟まったことによるもの・・・・1件
 (4)虫ゴムが切れたため空気漏れによるもの・・・・1件
 (5)角のある落石を踏んだことによるもの・・・・1件

各原因に対する対策(私の教訓)

 (1)リム打ち対策
   ・空気圧を高くする → 段差は避ける → 段差では速度を落とす
 (2)金属片や落石の対策
   ・ゴミや落石が落ちている道は避ける → 道路上のゴミや落石は回避する
 (3)チューブ対策
   ・修理時にきちんと点検 → 空気を少し入れて馴染ます
 (4)バルブ対策
   ・虫ゴムを交換する → 虫ゴムを使用しないバルブに交換

虫ゴム不要のバルブ2種類

スペシャルバルブ

スペシャルバルブ 新旧の比較 英バルブでは虫ゴムが切れてパンクすることがありますが、この「スペシャルバルブ」にすれば、その心配がなくなります。さらに、空気注入がすごく軽くなり、短時間で入ります。 虫ゴムの10倍長持ちするというからほとんどメンテナンスフリーとなります。

特長
●虫ゴムの交換が不要
●ゴムの抵抗が無く、空気注入が楽
●英バルブなら交換OK

右側の写真は、左がスペシャルバルブで、右が虫ゴムの英バルブです。

スーパーバルブ

スーパーバルブ 新旧の比較 こちらの「スーパーバルブ」は弁のようなものが上下します。ゴムでコートしていますが、これが剥がれることがあるようです。また、弁の上下で少し引っかかりがあるようです。 スペシャルバルブよりは信頼性が落ちるようです。たまに、点検する必要がありそうです。

特長
●虫ゴムの交換が不要
●ゴムの抵抗が無く、空気注入が楽
●英バルブなら交換OK

右側の写真は、左が通常状態のスーパーバルブ、右が弁が降りた状態のスーパーバルブです。

作成日時:2006年01月11日21時22分
更新日時:2010年10月26日20時34分


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