[2.13 取付・交換] Vブレーキ交換


Vブレーキの交換


 Vブレーキを取付ける時に、フロント用とリア用及び左右を間違わないように取付けますが、Vブレーキの固定ピンは3つの穴の真中に入れます。ネジにグリスを塗ってから、六角レンチでしっかり固定します。 ブレーキワイヤをワイヤ固定ネジに固定して、ワイヤーカッターで切断する。そしてワイヤが解けないようにキャップを被せて取れないようにして末端処理をします。
Vブレーキ Vブレーキ Vブレーキ

ブレーキシューの交換

Vブレーキシューを取付ける部品は右図のようにする。ここで、注意点は、RワッシャーA,Bの向きを間違えないこと。
リムとブレーキシューとの間隔を見て、3mmRワッシャーと6mmRワッシャーを最適な方にセットする(入れ換え可)。
シューの取付
Vブレーキシューはメーカーやモデルによって、交換方法が違いますので、よく説明書をお読みください。ここでは、XTモデルを例に紹介しています。Vブレーキシューの固定ピンを抜くと、シューの後ろ側にスライドできるようになっており、シューを交換できます。交換した後は新しいピンをしっかり押し込んでください。調整はシューがリムと平行になるように調整します。そのとき、シューがタイヤ側にはみ出ないようにします。 Vブレーキ
XTRとXTは同じシューを使っています
左がBR-M750系、右はBR-M760系
【手順1】ラジオペンチでピンを抜く
→入れるときは向きを確認すること
【手順2】シューを後ろにスライドして抜く
→入れるときはL.Rを確認して入れる
Vブレーキ Vブレーキ Vブレーキ

ブレーキ鳴き

シマノのVブレーキは制動が利きますが、その分、ブレーキ鳴きすることが多いのです。そのような場合には、リムと平行になるようにシューを調整してありますが。シューの後ろ側を少し拡げて、上から見ると「ハ」の字になるようにすると軽減できます。 Vブレーキ

3色ブレーキシューを試す

シマノと3色のブレーキシューの比較  磨り減ったブレーキシューも交換することにしたがフロントがブレーキ鳴きするので、初めて、ブレーキ鳴きしないシューを購入して試すことにしました。一応、XT対応のブレーキシューですが、写真のように厚さが違います。調整は可能ですが、感触がかわります。3色に分かれているは、ブレーキ鳴きしないように白っぽい部分があるようです。厚さが違いブレーキの感触が変わるので、ブレーキ鳴きするフロントのみにしました。リムと平行に取り付けているので鳴きは多少ありますが、ブレーキの効きはソフトな感触でフロント向きです。

作成日時:2006年01月12日21時31分
更新日時:2010年10月26日20時34分


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