芦ノ湖には霧が流れていて対岸がまったく見えない状況だったが、さっきまで降っていた小雨は止んでいる。止んでいるうちに昼食をとって観光客も大勢になってきたので、早々に出発することにした。有名な杉並木を散策していたが、入口にある箱根の一里塚跡を見落としたので一度戻ることになる。恩賜箱根公園の湖畔展望館や展望台など散策するが、富士山が見えないのでなんとなく寂しい。遊覧船が霧の中に消えようとしている風景は映画のようだ。
　ここから観光客でにぎやかな箱根関所跡資料館と工事中の箱根関所跡を一回りしてから箱根を出発する。旧東海道とは関係ないが、途中に新しい駅伝記念碑がある。車の渋滞を横目に霧の道を進む。旧東海道を少し端折って箱根峠まで上るが、ますます霧がひどく写真では結構見えているように見えるが、フラッシュで撮影すると真っ白でなんだかわからないので、ASA1600にして撮影しています。ストロボ使いすぎてバッテリーが残り少なくなっていた。箱根峠で箱根東坂は終わりとなる。
　走行中は、安全のため前ライトと後ライトは点滅で国道を上って来た。箱根に行くときは必需品かもしれない（霧の名所かも）。