木陰の多い道をぐんぐん高度を上げていく。最後は、物見トンネルを抜けるが天然のクーラールームで、ゆっくり体を冷やしながら進む。物見峠は物見トンネルの上のようで、ハイキングコースの新しいそうな案内板があった。トンネルを出るとしばらく快適な下りとなるが、唐沢川を渡るとまた上りとなる。火打澤トンネルまでは上りとなるがあまりきつくない。トンネルを過ぎると下りとなるが、途中で落ち葉に混じった落石を踏んでしまい、久しぶりのパンクである。パンク状況が緩やかだったので穴が小さいと予想して、ここでは予備のチューブに交換することにした。多分、最短時間の15分で交換を終えて再出発する。水量が多い布川の砂防ダムが見えるとゲートが現れ、70号線に合流する。この道は舗装道路であるが落石に注意が必要である。この林道は唐沢林道と呼ばれている。

　護摩屋敷の湧水で水を補給して、ヤビツ峠に到着する。ここで、ちょうど昼食にして、先ほどのパンクしたチューブの補修を行った。トイレの洗面所で水を張れたので、パンク箇所が特定できたのが幸いだった。これでこの先も安心である。長い休憩で、この先には急な上りもないということが余裕となる。

　下って暫く行くと、右側に林道のゲートがある。地図を見れば、ほとんど中腹を進む道である。この道は、昨日の雨の影響もあるが、落石もあるがそれよりも流れ出てきた表土のぬかるみが３箇所程度あった。タイヤが無駄に太ってしまい走行に支障は無いが、困ったもんである。タイヤはどこかの公園で洗うことにしよう。ここのゲートはどういうわけか低いゲートになっている。この林道は表丹沢林道と呼ばれているようだ。

　戸川で左折して、細くて急な勾配を下る。ノンビリと下りたので、森林浴が出来たと思う。突当りを左折されば秦野戸川公園に出る。