旧東海道を行く(T)《品川宿〜川崎宿》 |
品川の商店街のシャッターには、あちこちに浮世絵が描かれて旧東海道の雰囲気を作っている。この道は、道なり1本道ではっきりと旧東海道と道標がありわかりやすく当時の記念碑も多い。品海公園に「日本橋から2里」との案内があるが、一里塚跡ではない様である。聖蹟公園には、品川宿の本陣跡がある。さらに、進むと新しい品川橋に出る。 橋から見ると荏原神社に満開の花が、近づくと満開の寒緋桜で梅より早い。ここの神社は、東海七福神の1つで恵比寿様が奉られていました。 この道沿いには松がところどころに植わっていて拘りがあるようだ。普通の橋である浜川橋を渡るがこの橋は別名「涙橋」といわれて、昔、罪人とここで別れたと言われている。この先で15号線と合流するところに「鈴ヶ森刑場跡」がある。あまり気持ちのいいものでないので、早々に立ち去って多摩川に向かう。 |