旧東海道を行く(V)《蒲原〜由比》 |
橋を渡ると下り坂でもう少しで蒲原宿だ。坂の途中に大きな浮世絵「夜之雪」があるが、ここがその題材の場所か。突き当たりは右に行くと蒲原の東木戸と常夜灯があり、ここから蒲原宿の史跡(地図で案内)がいろいろある。「三階建ての土蔵」「昔の佇まいの民家」「蒲原夜之雪の碑」「高札場跡」「蒲原の本陣跡」「西洋風の建物」「町屋形式の民家」「蒲原の西木戸」までかなりいろいろなものがあった。走るよう歩いた方がいいかもしれない。 がやがやうるさいハイキングの団体が来たので、蒲原宿を後にして由比に向かう。今回のコースの最大の目的が由比の薩た峠なので富士の様子を見ながら快走していく。 由比の本陣跡は今は本陣公園となってきれいに整備された園内には東海道広重美術館がある。ゆっくり見ていくくとはできないが、見ないで素通りもできず早足で鑑賞してきた。本陣公園の向かいに「正雪紺屋」があり、説明文を読んで雑学がまた1つ増える。 |