[3.1 調整] ブレーキ調整


Vブレーキの調整方法

(1)シューの位置と向き調整
 ブレーキシュー取付けネジは、位置は取り付けネジをスライドして決めますが、シューがリム幅の範囲に入るようにします。 そうしないとブレーキの効きだけでなくパンクの原因にもなります。丸味のあるワッシャはシューの傾きの調整のためにあります。
基本はリムとシューが平行になるようにしますが、Vブレーキは強力な為、シマノのVブレーキはどうしても「ブレーキ鳴き」を 起こしやすい。そこで、車輪の回転を考えて、後ろ側を少し大き目に開いて、上から見るとハの字になるようにセットすると 「ブレーキ鳴き」が収まることが多い。
位置が決まったら、最後に、ネジはしっかり締めましょう。これが緩むとブレーキが効かなくなりますからご注意ください。

ブレーキ調整
ブレーキ調整

(2)ギャップ調整
 ブレーキ調整用ネジを時計回りに回すとリムとのギャップが開きます。逆に、反時計回りに回すとリムとのギャップは縮まります。 左右のブレーキ調整用ネジをバランスよく調整してシューが同時にリムを押すようにして片効にならないようにします。

ブレーキ調整 ブレーキ調整

危険な行為

 「ブレーキ鳴き」するからといって油類を絶対に差してはいけません。

作成日時:2006年01月12日21時08分
更新日時:2010年10月26日20時34分


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