[2.7 取付・交換] チェーンリング交換


用意する工具


用意する工具 装着されているチェーンホイールによって用意する工具の規格が違うため、各オクタリンクタイプか四角タイプなのかよく調べてから行う。今回は、四角タイプで説明していきます。それぞれのタイプに合致したクランク抜き工具とアダプター取り付け工具とが必要です。さらに、工具を回す8mmのアーレンキーも必要です。

用意するチェーンリング


チェーンリング 装着されているチェーンホイールの保守部品としてチェーンリングが売られているので、その商品の規格に合致したものを購入してください。例では、四角タイプのDornのラージサイズを交換します。商品は、FC-M510-Sスパイク付チェーンリング48T(シルバー)チェーンガード用です。

チェーンホイール(クランク)の取外し


クランク取付けネジを外す @まず、8mmのアーレンキーでクランクをBBに装着してネジを外します。このネジは通常のネジ方向になっていますので、簡単に外れます。
Aクランク抜き工具を緩めて、工具の中の出っ張りを引っ込める。
クランクを外す Bクランク抜き工具をクランクのネジの中にねじ込む。この時に、斜めや中途半端に入れるとネジ山が壊れてクランクが外れなくなりますので、慎重にかつしっかりと工具全体をクランクの奥まで手でねじ込む。
Cモンキースパナーか8mmのアーレンキーで取付けたクランク抜き工具の中のネジをねじ込んでいく。回す力が軽くなれば外れています。

チェーンリングの取外し


チェーンリングの位置確認  製品ごとに目印は違いますが、チェーンリングの位置確認してから、チェーンホイールを分解します。ネジがある程度堅く締まっているので、その感覚を覚えておいて組み上げるときに堅く締めます。 チェーンホイールの解体  チェーンホイールを解体していきます。まず、チェーンガードを外します。次に、一番大きなギアのチェーンリングを外します。一応、他のチェーンリングも点検しておきます。どのギアを日常使うかによって、磨耗しているギアは違うと思います。私のようにサイクリングが中心であれば、やはり一番大きなチェーンリングだけの交換で済むはずです。全体を交換するよりも経済的です。

チェーンリングの新旧比較(磨耗した度合い)


チェーンリングの新旧比較  新しいチェーンリングと磨耗したチェーリングとを比較してみました。やはり先端部分が丸まっており、磨り減っていることがわかります。

チェーンホイール(クランク)の取付け


BBの取外し  チェーンホイール(クランク)の取付けは、接合部分にグリスを塗ってからチェーンホイール(クランク)を差込み、BBの取付けネジをしっかり締めて固定する。  チェーンホイールを取り付けたら、必ず、フロントディレイラーを再調整または点検をするようにしてください。

作成日時:2006年04月04日20時47分
更新日時:2010年10月26日20時34分


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